私は注文住宅で新築住宅を計画するにあたって、家族が自然に集まる間取りを重要視しました。家族が1番集まると思われるリビングを中心にした間取りを設計しました。子供が大きくなっても、各個室にこもってしまうのは、嫌です。
私は、家族それぞれが好きなことをする時も、できるだけ同じ空間で過ごしたいです。子育て真っ最中の時に新築を計画したので、子供と過ごす間取りを重要視しました。リビングは、家族が1番集まる空間だと思いますので、1番居心地がいい空間にしました。
広さを確保し、日当たりのいい場所にしました。天井の高さも高くし、間接照明を取り入れたり、昼でも夜でも一日中1番いい空間にしています。そして、それぞれが各個室へ移動する時には、必ずリビングを通ってからになりような設計にしました。朝も帰ってきた時も、必ずリビング顔を合わせます。自然に挨拶もできますし、直接部屋に入ってしまうこともありません。
子供部屋はシンプルに寝るくらいのスペースで、勉強もリビングでします。家族のライフスタイルは変わってきます。5年後、10年後のことも考えて間取りを計画する方がいいと思います。部屋を細かく区切るよりも可変性のある広い空間の方が将来的にも使い勝手がよいと思います。